2009.02.03

空に光るものは……

夕暮れどき、空に光るものをみつけ、星かな?飛行機かな?と見つめてしまうことがある。そんな悠長な気分とは無縁にガザの人は今も空を恐怖の思いでみつめている。

「市民たちはイスラエル軍撤退後もなお、家から出るとすぐ空を見上げ、イスラエル軍の飛行機が飛んでいないか眺める。それから町を行く人たちが、悲鳴や、突然の騒ぎでびくびくしていないか見ると言う。」( 国際FCA-ACT職員、ミカ・ヘンツネンの報告、09年1月26日より)
「きのうは、アメリカ製のF16戦闘爆撃機が頭上を飛んでいたのだが、すわ空襲すると見せかけて、音速の壁を破って、すさまじい爆音を とどろかせたのだった!ガザ市内の誰もが恐怖におののいた。」(アブデルワーヘド教授のメール41、2009年1月27日より)

そして、2月2日(月)は飛んでいたイスラエル軍の無人機から実際にミサイルが投下された。

爆撃を受けたのは、ガザ南部のラファにいた1台の車。パレスチナ保健省によると、1人が殺され、6人が負傷し、3人が重体にあるという。

ロイターやAPなどは、殺されたのが、イスラエルに迫撃砲を撃った武装勢力だったとイスラエル軍広報のそのままを掲載している。(車にミサイルを撃ち込んで何人かを死傷させ、そのうち死んだ者が迫撃砲を撃った者だったと、どのようにしてわかるのだろう? しかも、無人攻撃機で爆撃しているのに…)。

いつものように、ひどい殺戮と破壊の後には、ちょこちょことミサイル攻撃が続き、少しずつ人が殺される。しかし、メディアの注目を浴びることはない。パレスチナ側が「何かをしでかした」時に、急にそれが起点として語られるようになるだけ。そういうパターンを今もまた繰り返していると思う。

ハマスが停戦交渉の座についていることを、頓挫させたいかのような、嫌らしい攻撃がこうして続きそうな気がする。

ずっと、ガザのことばかりを追ってきたが、西岸でも何かしらひどい出来事は続いている。2日(月)だけでも ヘブロンでは1人が軍に撃ち殺され西岸全域で8人がイスラエル軍に捕らえられ東エルサレムでは2軒の家がブルドーザーで破壊された

エルサレムでの家屋破壊については、詳しい情報が入ったら書いておきたい。

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