2008.03.12
汚水を海に捨てるしかない・ガザ ほか
イスラエルによる封鎖のために、燃料や電力が不足しているガザでは、下水処理場の稼働もままならなくなっている。その様子を伝える国連IRINのレポートが出た。
そのレポートによると、ガザ行政区の水道局長であるショブラク氏は、封鎖の前にもガザでは増加する人口の出す汚水処理がおいつかず、2万立方メートルの汚水を海に流していたと語っている。しかし、昨年から始まった封鎖で、電力の供給も減ってしまい、今ではまったく未処理の汚水と、部分的に処理をした汚水、合計4万立方メートルを海に捨てるしかなくなってしまった。
とショブラク氏。 限られた石油と電力の下では、飲料水を組み上げるポンプと、汚水を流すポンプを動かすことを優先しなければならないとも、ショブラク局長は語った。「石油か電気さえ、もしあれば、処理することができるのに……。そうでないので、海にそのまま流すしかないのです。でも、最低限の部分的処理をしようと努めています」
環境専門家はガザ沿岸の地中海が汚染され、魚や人体にまで影響が出ることを懸念している。海は国境など関係ないので、イスラエルの海岸でも汚染が起こる恐れがある。暖かくなり、多くの人々が海へ遊びに行く季節になってきたが、汚水での汚染は災害のようなものだと専門家は語っている。 ガザの沿岸では魚がいなくなったという報告もある。自治政府のもとで活動していた環境保護庁は、ハマスの下で動いていないということもあり、人々に危険を知らせることも行きわたっていない。
( UN Report: With no waste treatment available, Gaza pumping sewage into sea )
[これもまた、封鎖による別な被害。汚染を批判されても、下水処理場を動かせなくてはどうにもならない。イスラエルの海岸にも影響がでるのにね]
その他のパレスチナ関連ニュースやリンク
- Four deaths: whose security? ……イスラエルの人権のための医師団によるレポート「4人の死、誰の安全?」。封鎖のためにガザの外での治療を受けられずに死亡した4人のケースを書いている。(読んでいて涙がでてきてしまった。訳す時間がないのがつらい)
- “Jenin Jenin” film on trial in Israel
- U.S. Journalist uncovers Bush plan to undermine Hamas
- Gaza: Elderly woman dies of wounds sustained in Israeli air attacks last week
- EU Foreign Ministers debate Hamas participation in peace negotiations
- Not only humans protest against Gaza siege, but also animals do!
(とりあえずアップ 後で日本語を少し追加できるかも)
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