2008.02.29
なぜ、子どもたちが? さらにガザで子どもの犠牲者
来日していたオルメルト首相は「イスラム過激派に高い代償を支払わせる」と述べ、パレスチナ武装組織によるイスラエル南部へのロケット攻撃がやむまで空爆を続行する方針を27日に表明したという(AFPによる)。
けれど、殺された中には子どもたちが多く含まれている。ひとつ前のエントリにあったジャバリヤでの子どもたち4人殺害に続き、新たに同じくジャバリヤで子どもたち3人が遊んでいるところにイスラエル軍の砲撃が発射され、3人が死んだ。
殺された3人は、IMEMC Newsによると、
Bilal HIjazi, 13, Suleiman Hamada, 12 and Anas Al Mana’ma, 10.
27日にサッカーをしていた少年ら3人が殺されてから、これで12人の子どもたちがガザで殺されたことになる。とくにジャバリヤでの2件の子どもたち殺害は、子どもを狙って撃ったような印象を受ける。なぜ、子どもたちが「代償」を払わないとならないのか。
IMEMC Newsでのリストを見ると、27日、28日の2日間で殺されたパレスチナ人は33人となっている(西岸の2人を含む)。そのうち、10人が武装グループメンバーで、1人が警官。民間人の犠牲者20人のなかに子どもたちが12人と高い割合を占める。これは挑発なのだろうか。
28日の詳細は、どこでどのような攻撃が行われ、どれくらい全体で負傷者が出ているのか、あまりよくわからないが、ガザ市の北、またラファとハーンユニスへ砲撃が行われているようだ。( Resident killed in Israeli shelling to Gaza, 33 including eight children killed in 48 hours より、*子ども8人というのは間違いだと思われる)
追加
29日(金)はガザで2人が殺されたようだ。これで火曜からの死者数は37人になったとIMEMC News。
29日に死亡が確認されたのは、前日のガザ市警察署への空爆で重体となっていたアラ・アル・ブルノさん(20)。また、ハーン・ユニスで車を爆撃されたムハンマド・シャミヤさん(25)。シャミヤさんは、電気技士で、会社の車に乗っていて、イスラエル軍戦闘機からのミサイルを受けた。同乗していた2人も負傷。
29日早くには、ガザ市の住宅に戦闘機からの空爆があり、5人が負傷、そのうち2人の子どもが重体となっている。
( Two more Palestinians killed in Gaza. Israeli Army threatens Gaza strip with holocaust より)
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■ コメント&トラックバック (2 件)
子ども時代の破壊
コメント by :ビー
>なおあんさん、
子どもたちが爆弾や銃弾で脅かされて育つことは、たとえ体に傷を受けなくても、十分に心に傷を受けることですよね。子ども時代が壊されているとすら思います。
こちらにも子どもたちを襲った悲劇が書かれています。
Israel kills some more children / Mohammed Omer, The Electronic Intifada, 1 March 2008
http://electronicintifada.net/v2/article9356.shtml
2008.03.02 (Sun) 20:49



コメント by :なおあん
こんなにたくさん人が殺されて、もう侵攻が始まったのかと思ったら、まだその前段階、ということなんですね。ひどい状態ですね。
こどもが巻き込まれることで、こどもを盾にしている、というような言説が一人歩きしませんように。
大人だって戦闘機やアパッチの旋回音や爆弾の爆音を聞くことに身体が縮みあがり、心底震えがくるのに、こどもの場合、直接の(物的)被害にあっていなくてもそんな音を幼少時に聞くだけでどれほど恐ろしいか、それが心の傷として残ってしまわないか、心配です。
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2008.03.01 (Sat) 19:09