2007.09.22
ナブルスへの侵攻が終了 家屋の爆破 ほか
[木曜日、1行を書いただけでダウンし、金曜は何もかけなかった。途中までしか伝えられていなかった ナブルス、エル・アイン難民キャンプへの侵攻 の続きを書いておきたい]
18日から始まったナブルス、エル・アイン難民キャンプへのイスラエル軍の侵攻は民間人2人(ひとりは障害者)を殺し、49人あまりを連行して、3日後の20日に終わった。連行された中にはハマス系アル・クッズ団の「お尋ね者」メンバーも含まれているが、なぜかイスラエルが恩赦を与えたはずのファタハ系アル・アクサー団のメンバーも2人入っている。
侵攻により封鎖された地域は孤立し、救急車や緊急物資のアクセスは、ラバーコートメタル弾や催涙弾により阻止されて困難を極めた。拘束を受けたり、負傷させられた医療スタッフも数名いる。
それでも、医療スタッフや人道ワーカーがイスラエル軍の目を盗んで、キャンプのなかに入り、食料や水、医療品などを届けていた。また、ナブルス市内からは侵攻に対する抗議のデモがキャンプの近くまで押し寄せた(もちろん、催涙弾やラバーコートメタル弾で蹴散らされてしまったが……)。
イスラエル軍はキャンプ内の多くの家に損傷を与えただけでなく、15人の子どもたちの家を爆破して完全に破壊してしまった。子どもたちの従兄弟がイスラエル軍の「お尋ね者」だったというのが理由だ。他にも軍はキャンプ内のあちこちで爆破を起こし、たくさんの家が壊された。侵攻で負傷した人の数はわかっていない。
( Nablus invasion ends with the abduction of Al Qassam brigades leader 、 Army Incursion in Al Ayn refugee camp, Nablus より)
その他の気になるニュース
- UN report:
- PCHR Calls for Investigating Torture and Abuse by Palestinian Security Forces in the West Bank ……パレスチナ人権センターが西岸でハマス関係者、支持者に対する治安予防部隊や内務執行部隊による不当な取り調べ、心理的・肉体的拷問、脅しなどに対して、調査をするよう要求した。釈放された人も匿名でしか証言できないという状況になっている。
- IDF brings peace activist back to Jenin ……イスラエル軍、平和活動家をジェニンに運ぶ。これは2003年にジェニンでイスラエル軍に顔面を撃たれた米国人ブライアン・エイブリー氏の裁判の現場検証のため。当時、事件にともに遭遇した4人の平和活動家が、イスラエル軍のジープでジェニンに向かうという特異な経験をしたが、「兵士たちは防弾ガラスごしに全ての世界を見ている。まるで牢獄のなかのようだ」「兵士たちが現実とはかけ離れたものを見ていることがわかった」という感想があがった。
Israel increased the number of roadblocks in the West Bank……数を少なくすると約束したはずの西岸の道路封鎖をイスラエルが増加させていることを国連レポートが暴いた。2005年に376箇所だったものが、現在では572箇所と特段に増えている。
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日記:「悲観楽観非運のサイード」を観た ← 古い記事へ


