2007.07.25
入植者、大暴れ
ユダヤ人右派入植者や極右のユダヤ人が西岸で悪さをしでかしていない日はないと言ってもよいくらい、連日、嫌がらせや暴力などのニュースが届いていて、ここに書ききれない。多くはヘブロンでのことが多いが、今週は他の場所でもかなり大々的な悪事を働いている。
まず、23日(月)にはエルサレム旧市街のアル・アクサーモスクを何十人かの極右ユダヤ人が襲い、中庭に入り込んでお祈りを行った。これは3000年前(?)に神殿が破壊されたことにちなむと本人たちは主張している。極右ユダヤ人を追い払おうとしたパレスチナ人は、イスラエル警察によって暴力を振るわれ、一人が連行された。現在はモスクへの出入りをイスラエル警察がコントロールしていて、ムスリムの立ち入りが制限されている。
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同じ23日には、2005年のガザからの入植地撤退と同時に西岸でも撤去された4つの入植地のひとつ、ホメシュ入植地に極右活動家や入植者集団が「再占拠をする」と言って結集した。
前夜からイスラエル軍は10数人の入植者を拘束していたが、数百人という入植者らがイスラエル軍、警察を迂回して、ホメシュ入植地跡に辿り着き、内部に入って、シナゴーグの再建を始めたという。イスラエル軍と警察は放水と警棒で入植者らを追いつめ、逮捕しているようだが、隣接するパレスチナ人の土地に逃げ込んだ者もいるという。
少なくとも70人ほどの入植者たちが、パレスチナのブルカ村に入り込み、地元住民と衝突した。入植者たちは住民を襲い、動物小屋や車を破壊した。
ホメシュ入植地は、入植地でなくなってからもパレスチナ人には返還されず、イスラエル軍の軍用地ということになっている。以前にも極右活動家、入植者によって「奪還」の騒ぎが起きたことがあった。
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22日(日)の夜には、西岸ナブルスの北部にあるアロン・モレフ入植地の入植者らが近隣のオリーブ林に放火をした。被害に遭ったのは、デイル・アルハタブとサーレム村のオリーブ林で、火は広がり、150ドゥナムを焼いてしまったという。
消防車はイスラエル軍が一帯を封鎖してしまったために辿り着くことができなかった。住民たちは人権団体に消防車が入ることができるよう請願をだしていた。
[サーレム村付近は入植者からの暴力をよく受けている。前にもオリーブを植樹して、対抗しようとしていたなぁ。放火なども頻繁に起こるが、たいてい消防車が辿り着くことはない。ナブルス付近の村々の分断はひどくて、みな孤立したようになってしまっている。入植者とイスラエル国家の合わせ技で、生活が成り立たないように仕向けられているという状態だろうか]
( Scores of Israeli right wing extremists storm the Aqsa mosque in Jerusalem 、 Israeli settlers take control of Homesh settlement 、 Israeli settlers set fire to Olive fields in Dier Al Hattab and Salem villages, near Nablus より)


