2006.11.07

スクールバスにもミサイルが…… ガザ

「ガザでは誰も安全でいられないことをたった数行の記事が教えてくれる。子どもたちが学校カバンをもって、先生と一緒に小さいスクールバスに乗り、学校へ向かっている途中、そのバンはミサイルに攻撃された。

教師は重体になり、少なくとも9人が負傷、ひとりが殺された。アルアウダ病院のスタッフは負傷者の治療を行っているが、数名はガザ市のシーファ病院に移送された。」

children on their way to school in north Gaza (Dr.Mona El-Farra, [From Gaza, with Love]より)

このスクールバスに対するミサイル攻撃が行われたのは、6日(月)の午前7時前。ガザのベイト・ラヒアでのこと。一説ではイスラエル軍機がパレスチナ人ファイターを乗せた車をめがけてミサイルを発射したが、それがそれてバンに当たったという。別の説では「ジャバリヤ・ユースクラブ」を目標にしていたというのもある。

16歳のラムジー・シュラフィさんは即死。後部ドアの近くに座っていた20歳の教師、ナジュワ・エフラーヤフさんは重体になり、現在、ガザ市のシーファ病院のICUにいる。ほかに1人が重体という。

ガザのドクター・モナによると、ガザ内の病院はイスラエルによる現在の攻撃で次々と負傷者が運ばれ、負担が重くのしかかるなか、治療に当たっているという。

モナ医師は書いている。

「私は前日の負傷者から取り出された(爆弾の)破片をいくつか見た。はっきりとUSAと書かれたその破片は通常のものには見えず、外科医も今まで出くわしたことがないものだ。私たちには検査する時間も設備もないが、専門家が結果をだしてくれるに違いない。とにかく、ナイフにせよ、国際的に禁じられた兵器だろうと、一般市民を殺害することは違法なことだ。

すべての善良なアメリカの男性女性たちに、私からのメッセージ。どうか、どうか、自分たちの税金がガザの罪のない市民を殺すことに使われないように確かめてください。」

children on their way to school in north Gaza (Dr.Mona El-Farra, [From Gaza, with Love]より)


(ほかに IOF Kill Child and Injure Seven Others in Extrajudicial Execution Attempt (PCHR, 6 November 2006)を参照)

負傷者の数は微妙に違っているが、学校へ行く子どもたちまで攻撃をされてしまった。バンにミサイルを撃ち込むのは、レバノン攻撃の最中で避難民が何度も移動中に殺されたことを思い出させる。

マアンニュース通信によると ここまでの死者は51人。(PCHRでは45人。うち27人が非武装だったとのこと)イスラエル軍のいう「秋の雲」作戦はまだ続くようだ。

追加06.11.07

あと数日は続くと言われていたガザ北部への侵攻が、6日の夜に終了した模様です。イスラエル軍はベイト・ハヌーンから6日夜に撤退。6日間の攻撃で53人が殺されたと IMEMC News は書いています。

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