2006.04.03

「何かをしそうなら、殺してしまえ」ベツレヘムで処刑

3日(月)の早朝、ベツレヘムでアルアクサー団(ファタハ系)のリーダーが、イスラエル軍の特殊部隊に処刑された。

イスラエル軍の特殊部隊は平服を着て、ベツレヘム隣のベイト・サフールに入り、当地のアルアクサー団リーダーであるライード・オベイヤット(31)がいるビルに突入した。その際に軍はビルのいくつかの扉を吹き飛ばして、オベイヤットとその友人であるライード・アブ・ジョラを追いかけた。

屋上においつめられたオベイヤットは銃火を浴びせられて、頭部を撃たれ死亡した。目撃者は兵士が7階の屋上からオベイヤットの遺体を投げ捨てたと語っている。

またべつな説明ではオベイヤットは生きたまま捕捉されたが、その後に至近距離で撃たれて殺されたというものもある。

友人のアブ・ジョラも怪我させられ、逮捕されて、どこかわからない場所に連れて行かれた。

このベツレヘム攻撃をイスラエル軍は「オベイヤットがイスラエル人を標的に攻撃を計画していたため」としている。何かしそうな可能性があると、いくらでも殺していいということになるというのがイスラエルの暗殺の論理。

この処刑に対して、パレスチナ評議会メンバーは国際的な追究を行うことを強く求めている。

事件後、イスラエル軍の部隊はベツレヘムに入り、数カ所で市民と軍との衝突が起きているというニュースが入ってきている。(日本時間4日4時半am.)

Eyewitnesses: Palestinian leader Obayat was shot 'execution-style' by Israeli forces

他の気になるパレスチナ イスラエル関連ニュース

(とりあえずリンクだけでも)

Israeli settler attacks on Palestinian farmers increase :入植者からパレスチナ農民への攻撃が増えている。Rabbis for Human Rightsのレポートより。

Ten detainees injured in the Negev facility, thirty confined to solitary :イスラエルのネゲヴ拘束センターで、パレスチナ囚人を他の場所に無理矢理移動させようとして衝突。けが人10人、30人が独房刑に。

Settlers attack Palestinian farmers and international peace activists in Hebron :ヘブロンのテル・ルマイダ地区で、パレスチナ人農民とインターナショナルズ(外国人)が入植者に襲われる。スイス人ひとりと数人の生徒が負傷。オリーブの木も根こそぎにされた。

Trying to enjoy a spring day Amidst Israeli Shelling (読み物):1日、砲撃が続くガザで春を楽しむパレスチナ人の姿。公園にて。

「Joyful, happy and almost careless, the park visitors voiced their reactions to the shelling, amidst the flowers, the green trees, the water taps, as well as the birds’ songs – but with the constant sound of shelling in the background.

Ysmin, 20 years old, a female college student and student teacher, from the central Gaza Strip refugee camp of Maghazi, says, “We should keep living our normal lives – what we are hearing right now, the Israeli shelling, has become a daily occurrence.”

Ysmin's pupils, Neda’ and Aya, who sat with her under a park’s tree, expressed their joy to be enjoying their day out in the sun, saying they have become adapted to the daily Israeli attacks and adding that “life should continue”.

Mohammad Barakat, 27 and his cousin Naim Barakat, 30, weavers, from the southern Gaza City neighborhood of Sheikh Redwan, were sitting in a wooded area in the park, talking quietly and eating peanuts.

Both of these young men said, “We want to live, we do not have to always worry about what the Israelis are doing, this is life in here, we should not give them --the Israelis-- the chance to kill even our humanity”.

“ Life should keep going, and that’s why we are here, despite the ongoing shelling, just to be able to enjoy our lives”. 」

'Rachel's Words' Live On as Supporters Gather in New York (読み物):レイチェル・コリーが残したもの。ひとりのディアスポラのパレスチナ人から米国でのメモリアル・イベント報告。

「Each Palestinian has a special place in their heart for Rachel Corrie. She symbolized strength, perseverance, and self assuredness. Conversely, she was labeled an enemy of Israel, a nuisance of the American government and a target of ridicule by pro-Israeli propagandists.

58 years ago, my grandparents were dispossessed from their land in Palestine and this energetic little white girl from Olympia, Washington traveled half the world to try to fulfill their dream: the fruition of justice in Palestine.」

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■ コメント&トラックバック (3 件)

速報

コメント by :Junki

IMEMCニュースの速報で、ライード・オベイヤットさんの葬儀を受けて、イスラエル軍がベツレヘムに侵攻したとありました。

白昼堂々の暗殺作戦遂行に裁判なしの処刑、どうして非難されないのでしょう。イスラエルなら良くてパレスチナならいかん、という二重基準を設けている限り、和平交渉など成立のさせようがありません。パレスチナの苦難を黙殺し続けるのは、なぜなのでしょうか。胸の奥でもやもやとした黒い塊が大きくなっていきます。

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2006.04.05 (Wed) 13:06

情報ありがとう

コメント by :ビー

Junkiさん、ベツレヘムのこと、もっと追ってみますね。唖然とするばかり。お気持ち、完全に同意。(あとでもう少しニュースを追います。今、でかけなくちゃならなくて)。

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2006.04.05 (Wed) 13:50

詳しいことがわからない

コメント by :ビー

葬儀のあとに、イスラエル軍が侵攻したというニュースは速報で流れているのですが、詳細がまだ入ってきていません。

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2006.04.06 (Thu) 06:21