2005.09.28
「西岸を併合」とシャロン顧問 砲撃と空爆がガザに
(どんどんニュースが湧いてくるので、書ききれないままになっている。いい加減にしてくれ!という発言も多数)。
アラーム!
現在のガザの状況を鑑みて、「撤退」前にイスラエルのイラン・パペ教授らが出した警告へのリンクを貼り付けておきます。
「撤退」の最中か後に、イスラエルが大規模な攻撃をガザに加え、多大な被害がでることに警鐘を鳴らしたものです。
"What May Come After the Evacuation of Jewish Settlers from the Gaza Strip; A Warning from Israel"
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シャロンの戦略上級顧問であるエイヤル・アラドがイスラエル軍放送に出演して、西岸の併合の可能性を語ったことが報じられた。パレスチナとの和平交渉が進展しない場合は、イスラエルは西岸のある部分から一方的に「撤退」し、残りをイスラエルに併合するという。
「この段階で重要なのは、イスラエルがどこから撤退するかということではなく、どこをイスラエルが持ち続けるかだ」とアラド。「重要なのは我々が撤退しない地域の併合だ」
ここで建国以来初めてイスラエルは恒常的な国境を作ることになるという。これまでイスラエルは境界を定めないという異常な国家だった。
この一方で、パレスチナの武装勢力が攻撃を停止した後も、イスラエルはガザに向けて攻撃を続けている。
28日(水)、イスラエルはガザとの境界から砲撃を67年以来初めて発射した他、ガザへの空爆を続けている。ハマスなどのオフィスが破壊された他、ガザ市の送電装置が壊され、停電が起こっている。応急の修理の後も3万5000人に電力が届いていない。電気系統の破壊についてイスラエルは「わざとじゃない」と弁明。また、北部のベイト・ハヌーンでは橋がミサイルによって破壊された。
火曜日、イスラエルのモファズ国防相はハマスのリーダー、ムハンマド・ザハルとイスマイル・ハニブの二人を次の暗殺の標的と名指しして脅した。また、イスラエル軍の報道官、ヤイール・ハルトマンは攻撃停止をしてイスラエル軍の攻撃そのものを止めたいというパレスチナ武装グループの希望を「意味を持たない」として期限のない軍事作戦が続けられることを語っていた。
さらにイスラエル軍のアロシ軍報道官は「ロケット弾がガザからイスラエル側に撃ち込まれた場合には、そこに市民が住んでいようとも、その付近を攻撃する。これは自分たちの問題じゃない」と語り、ゼブ司令官はロケット弾発射が続くようなら、ベイト・ハヌーンを実力で「非軍事化」すると言っている。
イスラエル軍がミサイルを落としているのは、ファタハやPFLPなどの施設が中心で人的被害は報告されていないが、住宅地の真ん中を攻撃しているので、近隣の家屋にダメージが与えられている。
西岸では逮捕作戦が続き、ラマッラーで19人、ヘブロンで5人が火曜の夜に逮捕された。ここまでの5日間で逮捕者は400人を超える。
また、西岸ではハマスやイスラーム聖戦につながっているとして、15の福祉関係の事務所が閉鎖され、書類やCDなどをイスラエル軍に奪われた。これらの事務所はインティファーダの間に殺された人たちの家族や、囚人の家族への支援金を集める役割をしていたことが閉鎖の理由になっている。
「いよいよ、露骨に本音が出てきたか」という感じの「併合」を示唆する発言。隔離壁もそのために建てているのは明白。
それにしても、言い放題、やり放題のイスラエル。どこまで奪ったら気が済むのだろう。
28日付以下の記事を参照:(AP以外はIMEMC News)
"Arad:“Israel may annex the West Bank""
"Israel Expands Five-Day Campaign in Gaza" (AP)
"Army spokesperson:“We will not hesitate in shelling civilian areas""
"Army:“We will demilitarize Beit Hanoun if Qassams continue”"
"Israeli Army strikes several locations in Gaza Strip"
"Israeli Army shuts 15 offices said linked to Hamas, Islamic Jihad"


