2005.09.27

イスラエル国防相「ルールを作るのはオレたちだ」 土曜から400人が逮捕されている

激しい逮捕作戦がイスラエルによって続けられているパレスチナでは、土曜日から火曜までに400人が全土で逮捕されている。その中には地方議会、評議会の立候補予定者やジャーナリストも多く含まれている。火曜日にはラマッラー近郊のアル・ビーレで、赤新月社のコーディネーターも逮捕された。

"400 Palestinians arrested since Saturday"

ハマスやイスラーム聖戦の攻撃停止を無視して、イスラエルは暗殺攻撃の続行を発表している。「新しい現実を作るのだ」とイスラエルのモファズ国防相。さらにこのようにも語った。

「ゲームのルールを作るのは我々だ。私たちの進んだ武器は飾っておくためにあるのではない」

“We will set the rules of the game”, Mofaz said, “Our advanced weapons aren’t only for display, they are advanced and good, Israel will strike”.

"Mofaz:“we will strike Gaza, create a new reality”"

また、ゴラン高原のイスラエル入植地を訪れたモファズは

「ゴラン高原は永遠にイスラエルのコントロールに置かれる」
と語り、ゴラン高原への入植の続行と地域と産業を繁栄させるためにどんな手段も使うとしゃべっている。

Mofaz:“Golan Heights will remain under Israeli control"

"UN:“Palestinian rights still violated in the Occupied Territories”" …国連の人権に関する特別報告者ジョン・ダガード氏は、「撤退」後もパレスチナ人の人権は侵害されていることをまとめた。隔離壁、入植地、移動の自由の制限に加えて、パレスチナ囚人たちの置かれたひどい状況についても報告している。

他に:

"Arab leaders in Israel started hunger strike" …第2次インティファーダが起こった後の2000年10月にイスラエル領内で、イスラエル・アラブの市民(パレスチナ人)13人が警察などに殺され、多くが負傷したことで、結局は警官たちの罪が問われなかったことに対して、アラブ系リーダーたちがシャロンのオフィスの前でハンストを始めた。

"After five years, detainee hugs his ailing mother" …5年ぶりにイスラエルの監獄に捕らえられている息子が面会にきた母親を抱きしめたという話。お母さんは高齢な上に健康を害し、医者に過酷な面会行きを禁じられていた。視力も失いつつある体で面会に行ったのは、父親が息子に面会する直前に亡くなるという悲劇があったことも関係していた。

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■ コメント&トラックバック (5 件)

いっそあっちこっちに・・・

コメント by :ダルヴィーシュ見習い

ご無沙汰です。

今回のパレスチナ行は、ドラマチックな体験は
なかったものの、後背にある問題の重さ、
根の深さに、いささか毒気に当てられた、てな
具合で文章にまとめるのに四苦八苦してます。

しかし、モファズもよーゆーわ、というか、
久々にドタマに来ますなあ。

この発言、世界中のいたるところに配信して
やりたいですね。
その傲慢さ、冷血さには呆れるばかりです。

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2005.09.28 (Wed) 21:09

書きかけで…

コメント by :ビー

ダルヴィーシュ見習いさん、こんにちわ。ご無沙汰です。

書きかけのままですみません。もうすぐ完成させますね。本当にひどい発言。唖然としますが、モファズ一人の考えじゃないわけですよね。

モファズの発言に触発されて、ゴラン高原のことを少し調べていますが、同じようなことをなんと20年代にベングリオンも言っている。おそろし。

こういうものをちゃんと報道してほしいですよね。

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2005.09.28 (Wed) 21:35

ふと思ったこと

コメント by :ソフィア

ビーさん、お久しぶりです。

大量の逮捕についてですが、そこにはパレスチナにとっての本当の意味での「良い指導者」が現れては困るというイスラエルの思惑を感じます。

イスラエルにとってはパレスチナがテロを否定するような優れた指導者のもとに良い方向に纏まっては困るわけですよね?
攻撃したり侵攻したりする口実がなくなってしまうわけだから。

これまでにもたくさんの人が逮捕されて追放されたりしているけれど、それらの中にはそのような素質を持った人物がいたんじゃないかと以前から思っていました。






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2005.10.07 (Fri) 13:06

仰るとおりで

コメント by :ビー

ソフィアさん、こんにちわ。

私もそう思いますよ。極端にいえば暗殺から始まり、逮捕、国外追放…なんでもこの要素はあると思います。

リーダー的素質を持った子どもまで狙われるというのを聞いたことはありますが、それがどれだけのものなのかはわかりません。04年6月にナブルスで拘束された16歳くらいの少女ふたりが典型的にこんなケースだったのは覚えています。とても優秀で将来が楽しみだとされていた子たちで、何の罪状もありませんでした。

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2005.10.07 (Fri) 23:14

そうでしたか・・・

コメント by :ソフィア

やっぱり、周知の事実なんですね・・・

ネット上でいわゆる「イスラエル完全擁護派」(こういう表現はあまり好きではないのですが・・)の人たちがよくパレスチナ人社会の統率力のなさとか民意度の低さなどを攻撃の対象にしてパレスチナの人々を得意そうに侮辱しているのを見掛けるのですけど・・・いつも「そんな風に彼らを貶めているのはイスラエルの占領政策の数々じゃないか!」と思っていました。

もちろんイスラエルばかりに責任を押し付けていても何一つ前進しないのはわかっているけど・・・。

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2005.10.10 (Mon) 16:47