2005.09.26
さらに空爆も、逮捕作戦も続く 月曜だけで90人逮捕
追加28日午前
ハマスに続き、イスラーム聖戦も攻撃の停止を宣言した。しかし、イスラエルは暗殺を続けると発表。リクード党の党首選前倒しは、薄氷の差で否決され、実質的にシャロン首相がライバルのネタニヤフをリードした形となった。(この続きは28日の記事へ)
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ハマスはイスラエルに対する攻撃をストップすると宣言したが、イスラエルはガザに対する空爆を続行している。月曜日はガザ北部に6回のミサイル攻撃がかけられたことがわかっている。負傷者はいない模様。
「イスラエルのジェット機はガザ市の上空に繰り返し轟音をたてて現れ、ロケット弾を発射するのに使われているというガザ北部の開けた場所に爆弾を投下している」(AP、27日午前1時)
イスラエル軍による熾烈な逮捕作戦は月曜日もパレスチナで続けられ、90人が逮捕されたという情報が入ってきている。
また、ジェニン近郊のヤムン村では、アルアクサー団のリーダーが砲撃で暗殺されかけたが生き延びたことも伝えられている。ヤムン村では他にも何人もの政治活動家が逮捕された。
月曜に逮捕された90人のうち、大半がハマスとイスラーム聖戦の活動家だという。日曜に逮捕された200人以上も同様で、この木曜日に行われる予定の第3次地方議会選挙への立候補者が多く含まれているとハアレツ紙(イスラエル)は報じている。
また、ハマスの有力な政治家、ハッサン・ユーセフなど、パレスチナ評議会へ立候補する可能性が高い人物も逮捕者には含まれている。イスラエルはハマスの選挙参加を実力で阻止するとしていたので、今回の大量逮捕はそのために行われている可能性が高い。逮捕者の多くは、ヘブロン、ベツレヘム、ジェニンから出た。
空爆の続行なども含め、イスラエルの今回の強硬な姿勢には、リクード党内でのネタニヤフとの競争に勝つために、シャロンが「撤退」でパレスチナの武装闘争を野放しにしたわけではないことを示す意味合いがあるだろうと、ほとんどの新聞が書いている。
"Aqsa Brigades leader survives an assassination attempt"
"Most of recent Hamas arrestees are candidates for municipal elections"
訳すことができないけれど、一瞬あいたエジプト国境からガザを出て、カイロに着いたライラ・エルハダッドさん(ガザのジャーナリスト)が、そのいきさつを書いていた。
自分は非常に運が良く、「開く、開かない」と何度も話が変わったラファのボーダーを越えることができたが、ガザ側に取り残された人、エジプト側で立ち往生している人もいると彼女は書いている。
ガザ側ではエジプトに治療に行くのを待っていて死んでしまった人の家族、エジプト側では家族が亡くなったので故郷に埋葬してあげたいがガザに入れなくなってしまった人と話したことが書かれている。
ライラさんはそれで最後にこう書いていた。
「イスラエルがパレスチナ人に認めているひとつの権利は死ぬ権利だ」


