2005.08.31

ガザ、エジプトとの国境警備問題 他パレスチナ関連ニュース

ネタニヤフ、E1地区などの入植地建設を叫ぶ

ガザ「撤退」に抗議して大臣を離職したイスラエル元首相ネタニヤフはリクード党首選挙に出馬を表明し、ライバルのシャロンと舌戦を繰り広げているが、この度、 マアレ・アドミム入植地とそこに隣接するE1地区 を視察し、入植地の更なる建設をぶちあげた。また、「シャロンはエルサレムを分断する」と批判(その根拠は特に示されていなかった)。シャロン首相オフィスはネタニヤフの嘘や幻想にいちいち付き合うことはできないと反応している。

(ハアレツ、および "Netanyahu open election race, calls for new settlement" IMEMC,31 August 2005より)

ナブルス東の村にイスラエル軍より1000ドゥナムの土地没収命令

ナブルスの東部にあり、エロン・モレ入植地に隣接する2つの村の住民に、合わせて1000ドゥナムの土地の没収命令がイスラエル軍から出された。6家族は貼り紙が村に貼られて、検問所に呼び出されたときに接収命令を受けたが、それ以上の説明を受けなかった。2000年以来、持ち主の農民たちは自分の土地に立ち入り禁止になっている。さらなる入植地拡大に使われるのかと村人たちは懸念している。(対象になった村は、デイル・アル・ハタブとアズムート)

"Army to annex 1000 Dunams east of Nablus "

ガザのエジプト国境、エジプト軍配備をイスラエル国会が承認

イスラエルがガザとエジプトのボーダーに、パレスチナ人の家屋を破壊して作っているフィラデルフィア・ルート(別名フィラデルフィ)の緩衝地帯をエジプト軍750名が警備することについて、31日(水)にイスラエル国会(クネセト)は賛成53、反対28で承認の議決をした。イスラエル内にはボーダーからのイスラエル軍撤退をイスラエルに危険を及ぼすものとして強く反対する意見がある。

フィラデルフィア・ルートに駐留するエジプト軍(名称としては国境警備隊)には戦車や重火器の持ち込みをイスラエルが許さない方針。[パレスチナ自身が国境警備をする権限は持たないものの、今までのようにイスラエル軍から無差別の銃撃を受けるようなことはなくなるという利点はある]

一方、ラファ・クロッシングの出入国のコントロールについては、イスラエルが権限を持ち続けることを拒むパレスチナ自治政府に対して、エジプトの諜報長官オマール・スレイマンが、6ヶ月の暫定的コントロールをイスラエルに与えてはどうかと、ガザを訪問して自治政府に提案した。パレスチナ側は、人と物の自由な移動がない限り、ガザ占領は続くとして、国境管理を自分たちの手で行うことを目指しているが、この問題がすぐに解決しないことも認識している。

"Omar Suleiman to meet with PA, Israeli officials" (29 August 2005、IMEMC)

"Knesset approves the Philadilphi deal" (31 August 2005、IMEMC)

"Suleiman formulates proposal to resolve Rafah crossing dispute" (30 August 2005、IMEMC)

"Ereikat: Gaza should not become prison, we refuse moving Rafah crossing" (29 August 2005、IMEMC)

米国からの移住者、「撤退」に抗議し、焼身自殺をはかり、重体

エルサレムで、米国から1年前に移住してきたユダヤ人男性が自分に火をつけて重体に陥った。男性は意識を失う前に「グッシュ・カティーフ[入植地]のために、こういうことをした」と語ったという。移住してヘブライ語習得コースに通っていた男性は、クラスメートに馴染んでいなかったという談話も出ている。 "American immigrant sets himself on fire in Jerusalem" (Aug. 31, 2005、エルサレム・ポスト紙)

解体中の入植地に入り、子ども2人が逮捕される

ガザ北部の解体作業をしているDoughti入植地に入った子ども2人がイスラエル軍に逮捕されるという事件が30日(火)に起きた。2人の子どもの身元はわかっていない。

"Two children arrested in the Gaza Strip" (31 August 2005、IMEMC)

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