2005.08.29
欧州からの視察団、イスラエルに圧力をかけることを提案
元オランダ首相、アンドレアス・ファン・アフト氏を代表者にして、オランダ、ドイツ、アイルランドの元大臣、フランスの元大使らで構成された視察団が28日、イスラエル、パレスチナの視察を終えた。
視察団はEUとその加盟国にイスラエルの人権侵害を止めさせ、国際法を遵守するよう早急にプレッシャーをかけるように呼びかけるという結論に至った。ガザ「撤退」で語られている希望が不適切なものであること、違法な入植地と壁が及ぼしている破壊が和平を阻害するものだということをレポートにまとめている。
"European Delegation calls on European Union and EU Member States to hold Israel to account"
28日、イスラエルのベールシェバで起こった自爆攻撃については、あまりよくわかっていないことが多い。バスターミナルの近くでパレスチナ人がガードマンに止められた時に爆発が起こり、このガードマン2人が重体。また、40名ほどが病院に運ばれたが、その多くがショックのためであるという。
攻撃の責任をAFPに対してはイスラーム聖戦とアルアクサー団(ファタハ系)が表明したと報じられているが、イスラエルはハマスによるものだと言っている。(これはもう少し情報を探してみたい)。
自爆をした男性は、ヘブロン近郊のベイト・ウマール村のアイマン・ザクジークだとされているが、この男性の家族はアイマンはイスラエルの獄中にいると主張している。
[追加]9.15
実行者の身元が判明したと報道された: ベールシェバでの自爆実行者の身元がわかるも、謎は深まる
トゥルカレムで起きた暗殺攻撃 で5人が殺されたことに対して、ハマスとイスラーム聖戦は報復を語っていたが、今回の自爆攻撃がそれに直結しているかどうかは今のところ不明。(そう断じている報道は多い)。
ナブルスでは29日月曜に、住民がイスラエル軍の残していった残骸物をいじっている間に爆発が起きて、2人が死亡。死んだのは父と息子だった。自治警察はさらなる調査を行っている。
西岸では緊張が高まり、イスラエル軍の行動が激しくなっている。ナブルスでは29日朝から市の周辺すべての検問所が封鎖され、労働者だけでなく、救急車や医療チームも止められている。
他にも、 ヘブロン近郊の村で2人逮捕 、 カルキリヤ近郊の村で2人逮捕 、ヘブロンで住民がイスラエル兵士にひどく殴られて負傷するなどが起きている。
その他、簡単にニュースリンク
"Israeli cabinet approves the Philadelphi deal" (28 August 2005、IMEMC)…ガザとエジプトとの国境警備について、エジプトとの協議内容をイスラエル議会が承認。イスラエル兵は9月15日から撤退し始め、エジプト軍750名が配備されるという内容。
"Wall in southern W. Bank to be completed by end of 2005" (29 August 2005、IMEMC)…西岸の南の隔離壁を2005年末までに完成させるとイスラエル軍。自爆犯のことも。
"Ereikat: Gaza should not become prison, we refuse moving Rafah crossing" …自治政府交渉大臣、エレカット氏がガザを監獄にさせてはならない、ラファのボーダーを移動することは拒否すると記者会見。
[ソース]
"Suicide blast punctures post-Gaza peace hopes" (Sun Aug 28、AFP)
"Israel blames Hamas for suicide bombing" (August 29、ABC)
"Two killed in Nablus blast" (29 August 2005、IMEMC)


