2005.08.26

エルサレム旧市街のアラブ人地区にイスラエル入植地が!

米国のユダヤ人団体、Jewish Voice for Peaceから2日前ほどに「緊急!」と書かれたメールが届き、エルサレム旧市街のアラブ人地区(Muslim Quarter)にイスラエル政府が入植地(場所)を作ろうとしているという知らせが届いた。

別の新聞情報では、ガザから退去した入植者たちをエルサレム市当局が率先して迎える声明を出したということも流れていたので、二つはつながる出来事かもしれない。

さらにイスラエル政府は、エルサレム地域の警察本部を西岸内の違法入植地マアレ・アドミウムのすぐ東側にあるE1地区に移転させることに本格的に乗り出した。これは前から計画されていたが、「パレスチナ人の私有地に警察本部を移すのはいかがなものか」という国内の反対意見もあり、凍結されていたもの。

エルサレム旧市街、東エルサレム、E1地区、マアレアドミウム(西岸内)と、西岸のもっとも細くくびれている地帯をイスラエルのものとしていく計画はどんどん進んでいる。

エルサレム旧市街のアラブ人地区は、エルサレムの他の場所と比べて10倍の人口密集度となっているが、米国の右派ユダヤ人、アーヴィング・モスコヴィッツがこの数年間に何百万ドルを投じて買収を行い、ユダヤ人入植を行ってきた。パレスチナ人の真っ只中に移り住んできたユダヤ人たちは武装したガードマンに守られた厳重警戒の中で生活している。このことがこの地区の緊張を高めてきた。

ここに今度はイスラエル政府が150家族のための住居とシナゴーグ(礼拝堂)を[「米国民の税金を使って」とJewish Voice for Peace]建てようと計画している。

パレスチナ自治政府のエレカット交渉大臣は、この入植を「火に油を注ぐようなもの」とし、国際社会からの介入を求めている。

(以上、事実関係はJewish Voice for PeaceのAction Alert: New Jewish settlement in the Muslim Quarterより)

参照: "Israel begins building new police station east of Jerusalem 他"

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