2005.08.09

ラファとトゥルカレムで青年が殺される / アラブ人への「テロ」懸念

(少しニュースをチェックできなかったので、細かいことがまったくフォローできていないのだけど…)

8日(月)に西岸トゥルカレムのヌール・シャムス難民キャンプで、18歳の青年がイスラエル兵士に頭部を撃たれ、即死した。殺されたタメール・アサド・ザンディークさんは、キャンプに侵入してきたイスラエル軍に投石していた青少年たちに向けて発砲された銃弾に当たった。タメール青年はヨルダン(サウジ・アラビア説も)在住で、親戚を訪ねてきていたという情報もある。他に数人が負傷した。

7日(日)午後にはガザ最南端のラファで21歳の青年が撃ち殺されている。

ラファで殺されたムハンマド・アル・ハムダン・ゲシュタさんは、家の外にいたところを、住民に向けて無差別に撃たれた国境付近にいるイスラエル兵士の銃弾で頭部と胸を撃たれ、手術を受けたが助からなかった。ムハンマドさんは武装しておらず、何の衝突もこのとき起こっていなかったという。ムハンマドさんは月曜日に結婚する予定で、準備をしていた最中だった。(なお、名前は「ケシュタ」(Qishta)と読める綴りだが、地元の人たちは「ゲシュタ」と発音するとのこと)

"Youth killed near Tulkarem"

"Palestinian killed in Rafah"

"Muhammad Qashta"

「撤退」に反対するイスラエル右派のデモが、エルサレムのアル・アクサーモスクに侵入しようとして、パレスチナ人のガードマンやイスラエル警察と一悶着あったが、イスラエル軍指揮官は4日に極右のイスラエル青年によって起こされたアラブ系の住民への「テロ」と類似した事件が起きることを示唆している。

イェフーダ・ロン=タル少将は、ロイターのインタビューに応えて、イスラエル内の アラブ系住民がシャファーウムルーで殺されたような事件 を、イスラエル軍兵士のなかの右派が起こす可能性があることを語った。ロン=タル少将は、軍服を着て、武器をつかって差別的行為を行ったことのある人物の洗い出しを求めている。

"Israeli right-wing demonstrators try to invade al Aqsa mosque"

"Israeli commander believes another Shfa-Amr massacre is possible"

シャファーウムルーのバス乱射で、アラブ系住民を無差別に殺害したエデン・ナタン・ザーダは、ガザ「撤退」に反対し、ガザを警備する部隊を分散させようとして事件を起こしたということがほぼ明らかになった。

この事件の背後にあることを、イスラエルの平和団体「グッシュ・シャローム」代表のウリ・アブネリが書いている。

"A Massacre Foretold"

[この内容については、後に別立てで書く予定]

その他、最近で目についたニュース一覧

"Tens of thousands attend funerals of victims of Shfa-Amr shooting" (5日、シャファーウムルーの犠牲者の葬儀に何万人もの人々が参加。ローマ法王の代理人も出席。人々は薔薇と黒い旗、パレスチナの旗などを持って歩いた)

"Settlers desecrate mosque in Lod" (イスラエルの中のアラブ系住民が多い町、ロッドでモスクにユダヤ人右派が「アラブ人はでていけ」などの落書きをした事件。)

★逮捕と侵攻、攻撃

ヘブロン近郊、イドナ村とヤッタ村: "Resident arrested near Hebron, home occupied"

ガザ、ハンユニスへ砲撃 "Army shells Khan Younis refugee camp"

ガザ、マワシ地区 "Army invades Al Mawasi in Khan Younis, one arrested"

ナブルス・バラータ難民キャンプ "Army arrests three brothers in Balata refugee camp"

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