2005.04.18

14歳の少年が兵士に暴行を受けた 西岸ビリーン村

イスラエルの建設する隔離壁で農地を奪い取られつつある西岸地区のビリーン村で、14歳の少年が17日(日)に兵士に暴行を受けたというニュースが入ってきた。

村の3人の子どもたちは、日曜日の夕方、壁が建設されようとしている場所でオリーブの木が引き抜かれていく様子を見ていた。そこにイスラエル兵士5人が到着し、何の警告もなく襲いかかった。

少年のうちのひとり、14歳のマジッドは捉えられて軍用ジープのところまで引きずられていき、地面に叩きつけられ、投石をしただろうと言われて、殴られた。

兵士たちはマジッドの頭部や背中、足を15分ほど殴り、蹴りなどして、「もうお前はいいが、今度は別のヤツだ」と言ってマジッドを解放した。知らせを受けたインターナショナルズ(外国人)3人がこの場所に急行したが、到着したときには兵士たちは去って行くところだった。マジッドの身体に残ったあざと証言は記録されている。(以上、ISM(国際連帯運動)レポートより)

ビリーン村については 「占領に反対する真夜中のバレーボール大会」 に。

エリ植民地(入植地)から来た入植者がアッザウィヤ村の農民たちを襲う

入植者からの攻撃が激しくなっている西岸地区で、また農民たちに嫌がらせがあった。

西岸地区中部(ナブルスとラマッラーの間)にあるアッザウィヤ村は17日、日曜日にこの4年間で初めて農地を耕すことをイスラエル当局に許され、30人ほどの農民が農地に出かけた。これに同伴するためにイスラエルの「人権のためのラビたち」のメンバーとIWPS(インターナショナル・ウィメンズ・ピース・サービス)のメンバーが村に出向いた。

農民たちが農地に到着すると、近くのエリ植民地から武装した入植者がやってきて、それに続きイスラエル軍兵士も現れた。入植者たちは兵士と話をしていたが、その後、兵士はパレスチナ農民に「ここから立ち去って、他の兵士の到着を待つように」と指示した。

その間も入植者たちは農民たちを追い回し、怒鳴りつけていた。結局は他の兵士も到着し、パレスチナ人たちはIDのチェックを受けた後で、最初とは違う場所で耕作をすることが許された。

しかし、IDのチェックが始まると、入植者たちが兵士からチェックの役目を取り上げ、村人たちのIDナンバーをすべて控えた。そのうえ、全員を写真撮影して帰っていった。(IWPSからのレポートによる)


他にもヘブロン近郊のクァウィス村(洞窟を伝統的に住居としている村)での入植者による嫌がらせもほとんど毎日続いている(その記録はあるのだが、紹介しきれない)。その報告の中で「にせ兵士」らしきものも登場していることが目を引いた。名前も所属部隊も何もかも明かさないで、軍服を着てパレスチナ人羊飼いの追い出しなどをしているということ。写真の撮影も許可していない。

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