2005.01.14

ガザ、流血が続く

ガザとイスラエルの貨物通過ポイントであるカルニ・クロッシングで、木曜の夜にパレスチナ人抵抗グループの活動家が自爆攻撃を仕掛け、イスラエル兵士6人が殺された(攻撃をした本人たち3名も死亡)。爆弾でガザとイスラエルの間の壁を破壊した模様。この攻撃はハマス、ファタハそれぞれの軍事部門と民衆抵抗戦線が責任を表明している。

この攻撃以前から、ガザでは絶え間なくパレスチナ人が攻撃を受けていた。自爆攻撃の直前にも、南部のラファ、中部のアル・ブレイジュ難民キャンプで住民が撃たれ、一人が殺され、数人が負傷。ブレイジュでは農地も破壊されていた。また、北部のベイト・ラヒアでは妊婦を病院へ連れていこうとしていた車がイスラエル軍から銃撃され、24歳の運転手一人が殺され、妊婦は負傷した。逮捕作戦はガザだけでなく、西岸も含めて熾烈になり、自爆攻撃の前夜には23人が逮捕されている。

パレスチナ人からの自爆攻撃に対して、イスラエル軍は攻撃ヘリからのミサイル攻撃をガザ北部のデイル・アル・バラー難民キャンプにある医療センターに行ったが、負傷者は報告されていない。

イスラエル軍は、ラファでさらに3000軒の家屋破壊──すでにラファでは1万6000人以上のパレスチナ人が家を破壊されているのだが──を許可するように、イスラエル高裁に求めている。これはエジプト国境沿いに「密輸トンネルを阻止するための巨大な溝を作るため」という名目がつけられている。


「またか」と毎度、毎度、思う。自爆攻撃よりも、報道の仕方について。イスラエル人が殺されたときにだけ、それなりの記事になり「和平の妨げ」という言葉がつけられる。

ほぼ毎日のようにパレスチナ人は殺されているし、殺されなくても人間としての生活を破壊されている。それは記事にならないし、イスラエルが行うそれらの行いは「和平の妨げ」ではないらしい──主流メディアによれば。

このような報道がじつは「和平の妨げ」ではないかと思う昨今。

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