2005.01.07

議長選立候補者への拘束・嫌がらせ続く

パレスチナ議長選に立候補している3人の候補者が、イスラエル警察と保安当局によってエルサレムで逮捕や嫌がらせを受けたという知らせがISM(国際連帯運動)の速報で入ってきた(7日付)。

一時的に逮捕されたのは、ムスタファ・バルグーティ氏。エルサレムの旧市街に入ろうとして、逮捕されたという。3時間後には釈放されたが、イスラエル警察はアッラムの検問所(エルサレムの外)までバルグーティ氏を追い出した。

他にはタイセール・ハレド氏とバッサム・サルヒ氏が東エルサレムで選挙民たちと会合を持った後に、イスラエル警察によってエルサレムを立ち去るように嫌がらせを受けた。2人の立候補者はカランディア検問所までイスラエル警察および保安当局に車で尾行されたということだ。

東エルサレムにおける選挙へのイスラエル側からの妨害はひどいもので、ほとんどの立候補者がまともにエルサレムでの選挙キャンペーンができていない。バルグーティ氏はこれで何度目かの拘束になった。また、選挙人登録などへのエルサレム住民への嫌がらせはずっと続いていて、約20万人のエルサレムに住むパレスチナ人は自由で公正な選挙の権利を侵害され続けている。


「帰属」の問題を抱えているエルサレムは、そこに住む限りパレスチナ人であっても、イスラエルの支配下にあるということをイスラエル当局は徹底したいようです。以下にも選挙への妨害について書いた記事が(昨日分)。 イスラエルの選挙妨害、リチャード・ギアの選挙応援

また、エルサレムの住民だけに限らず、イスラエルの中に生きるパレスチナ人(イスラエル・アラブ。イスラエルの人口の20%)も含めての問題ですが、イスラエルではヘブライ語と並んで公用語にしているアラビア語を公用語から外すという法案が提出されたとのこと。以下に詳しいことが書かれています。

イスラエルにおけるアラビア語の地位の危機 (パレスチナ情報センター「Hot Topics」)

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