2004.10.13

学校で撃たれた少女、死亡

UNRWA(アンルワ:国連パレスチナ難民救済事業機関)が救急車をカッサム・ロケット弾運搬に使っていた として、イスラエルがUNRWA事務局長のピーター・ハンセン氏解任を求めていた 事件は、昨日12日、イスラエル軍が正式に問題の映像に映ったものを「あれはロケット弾ではない」と認める声明を出した。

ハアレツ紙が解説記事で「稚拙なプロパガンダを行うと、自分の首を絞める」と書いたその通りになったと言える。

とはいえ、誹謗に近いことを行ったことに対して、UNRWAが求めている謝罪がなされたわけではない。

昨日、ハンユニスのUNRWA管理下にある小学校で5年生の少女が撃たれた件は、緊急手術を行い容態は安定しているというプレスリリースが出ていたが、今朝、少女が死亡したという知らせが入った。

教室の席についていて、腹部を撃たれ、死亡したガディール・ジャベール・モヘイメルさんは9歳。この12月に10歳の誕生日を迎えるところだった。

ハンユニスのUNRWAの学校では先月も10歳の ラグーダ・アドナンさんが頭部を撃たれて殺された ばかり。

UNRWAでは学校に対する銃撃をやめるように再三イスラエル軍に申し入れしているが、それを聞き入れる姿勢は見られない。2年間でUNRWAの学校内だけでも4人の子どもが殺されている事態について、UNRWAのプレスリリースでは

「民間人の地域に対する、イスラエル軍の無差別で危険な戦略がもたらしたもの」

と批判している。学校へ子どもを送り出す親の不安も増大していることも書かれていた。また、学校外での子どもの犠牲も、ここ数週間で急激に増大していることが指摘されている。

「ほとんど毎日、子どもの生きるための基本的な権利が侵されている」


まったく、どうかしているよ。教室の席についていて、子どもが撃ち殺されるなんていうことが続くなんて。このひどい事態がイスラエル軍のやっていることを存分に語っていると思う。

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