2008.04.12

[大阪]パレスチナ映画特集4.19〜5.16

広河隆一監督作品 「パレスチナ1948 Nakba」東京での上映は4月25日 までとなったそうだが、大阪での上映も始まる。それに合わせて、かつてない規模での パレスチナ映画特集 が、 「シネ・ヌーヴォ」 (大阪・九条)で開かれる!「私たちはパレスチナのことを何も知らない」と題されて上映される作品は12タイトル。近年公開されたパレスチナ関連の名作が勢ぞろいしているという豪華さ。大阪近辺の方は、見逃していたものや、もう一度見たいものをぜひ、この機会に。

「パレスチナ1948 Nakba」のポスター画像

映画はそれぞれの好みがあるからなんとも言えないけれど、私のお薦めは……

(新作である広河さんの 『パレスチナ1948 NAKBA(ナクバ)』は除く。映画のリンク先はここP-navi infoでの紹介文)

  • 『ルート181 パレスチナ・イスラエル 旅の断章』 …… 2003年/ベルギー・フランス・イギリス・ドイツ/270分  監督:ミシェル・クレイフィ、エイアル・シヴァン。「パレスチナの地を二分するために国連決議181号で定められた分割線で、実際には境界にならなかった架空の道<ルート181>。2002年夏、パレスチナ人のクレイフィとイスラエル人のシヴァンの両監督はこの道を辿る旅に出る。そこであらわになる様々な<境界>に取り囲まれた生の現実と、歴史の襞が織り込まれた記憶は、今を鋭く問いかける。」

  • 『アルナの子どもたち』 …… 2003年/イスラエル/84分  監督:ジュリアノ・メール・ハミース。「パレスチナのジェニン難民キャンプの中で、子どもたちに勉強以外に絵画やダンスなど自己表現の仕方を教える事業を開始したアルナ・メール。しかし95年にアルナが亡くなるとジェニンでの活動は小規模化していった。本作の監督でアルナの息子でもあるジュリアノはジェニンキャンプにイスラエル軍が侵略し多くの犠牲者が出た事を知り、この地を訪れ、選択の余地のない人生を歩むパレスチナの現状を目の当たりにする。」

  • 『ガーダ パレスチナの詩』 ……2005年/日本/106分 監督・撮影:古居みずえ。「パレスチナを18年間取材し続けてきた日本人フォトジャーナリスト・古居みずえは、現地取材の通訳として知り合った本作品の主人公・ガーダを12年間撮り続けた。本作では、自立した女性として生きようとするガーダの12年間を縦軸に、ガーダが訪ね歩く女たちを通してパレスチナの過去・現在・未来が描かれている。」

と、とりあえず3つ挙げてみたが、 『パラダイス・ナウ』 も、『シャティーラ キャンプの子供たち』も捨てがたい。期間は4月19日〜5月16日まで。『パレスチナ1948 NAKBA(ナクバ)』の関西初上映も同時に行われている。こちらもナクバ(大災厄)=イスラエル建国によるパレスチナ人の離散から60年となる今年、ぜひ多くの人に見てもらいたい。

上映作品とスケジュール: パレスチナ映画特集

「シネ・ヌーヴォ」への行き方


『パレスチナ1948 NAKBA(ナクバ)』上映情報

  • 東京・ユーロスペース……4月25日(金)まで(4月16日(水) 18:20の回の上映終了後、広河隆一監督のトークショーあり。15分程度)

  • 大阪・シネ・ヌーヴォ……4月19日(土)〜5/2(金) (5/3(土)以降はシネ・ヌーヴォXにて続映〜5/16まで)

  • 神奈川・川崎市アートセンター……5月10日〜5月23日(金)
  • 愛知・名古屋シネマテーク……5月17日(土)〜30日(金)
  • 群馬・シネマテーク高崎……5月17日(土)〜
  • 佐賀・シアターシエマ……5月17日(土)〜
  • 長野・松本CINEMAセレクト……5月18日(土)のみ
  • 神奈川・シネマジャック&ベティ……5月24日(土)〜6月6日(金)
  • 広島・横川シネマ……5月31日(土)〜6月20日(金)
  • 石川・シネモンド……6月28日(土)〜7月11日(金)

この後、北海道、岡山、兵庫、京都、沖縄で上映予定。詳しくは公式サイト: 「パレスチナ1948 Nakba」 にて。

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