2007.09.16
[東京]アンナ・ポリトコフスカヤ追悼集会 9・22(土)
昨年10月に 暗殺されてしまったロシアのジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさん の『ロシアン・ダイアリー』(NHK出版)を読み終えた。感想はまた別個に書きたいが、一言でいうと、プーチンが牛耳るロシアの暗黒の深さに背筋が凍った。そのことを書き続けてきたアンナさんは常に命をかけていたのだと改めて思った。そのアンナさんの追悼集会が東京で行われるというので、チェチェンニュースから転載させてもらおう。
「■9月22日(土) アンナ・ポリトコフスカヤ追悼集会
―ロシアの闇とチェチェンの平和を考える―昨年の10月7日、チェチェン戦争を追っていたジャーナリストのアンナ・ポリトコフスカヤさんが、モスクワの自宅アパートで暗殺されました。彼女は 1999年以来、毎月のようにチェチェンに通い、軍事侵攻で虐げられた人々についての地道な報道を重ねており、プーチン政権を厳しく批判していました。
ポリトコフスカヤさんの死後、日本では新たに著書『ロシアン・ダイアリー 暗殺された女性記者の取材手帳』(NHK出版)が刊行されるなど、皮肉にも暗殺によって、ロシア・チェチェン問題への関心が高まっています。
また、暗殺事件の直後の11月には、イギリスに亡命してプーチン政権を批判し ていた元連邦保安局(FSB)職員、A.リトビネンコ氏も暗殺されています。プーチン政権によると見られる、反対派に対する暴力は、見過ごすことはできません。平和・人権の運動や、ジャーナリズムの場でチェチェンに関わってきた私たちは、彼女の貴重な仕事を忘れず、あらためて暗殺への抗議の意を表するとともに、現在の状況を理解するための集会を開催します。
集会では、長年チェチェンを現地取材し、ポリトコフスカヤさんにも取材して いる林克明さんや、最近アムネスティ・インターナショナルが発行した人権報告書の解説など、アクションの呼びかけなど、有識者の報告を伺います。
会場では、日本語に翻訳されているポリトコフスカヤさんの全著作と、9月に刊行された林克明さんの最新刊、『プーチン政権の闇-チェチェン戦争・独裁・要人暗殺』(高文研)を販売いたします。また、遺族にあてたお見舞金を受け付けます。
土曜昼間の開催ですので、比較的長い時間を、会場からの質問や、討論にあてたいと思います。ぜひ、ご参加ください。もしあなたに、アンナ・ポリトコフスカヤさんの名前を知るご友人がいたら、 この案内を転送してあげてください。他のサイトでの紹介も歓迎します。どうぞよろしくお願いします。」
【概要】
- 集会名:アンナ・ポリトコフスカヤ追悼集会
―ロシアの闇とチェチェンの平和を考える― - 日時 :9月22日(土)13時30分〜16時30分(開場13時00分)3時間(休憩1回)
- 会場 :東京都・文京区民センター2A (210名収容可)
- 参加費: 500円(予)
- 共催: チェチェン連絡会議 市民平和基金 チェチェンニュース編集室 ハッサン・バイエフを呼ぶ会 社団法人アムネスティ・インターナショナル 日本 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会 後援 : DAYS JAPAN
- 地図
- 交通 :地下鉄丸ノ内線・南北線「後楽園」駅徒歩5分/地下鉄三田線「春日」駅A2出口真上・大江戸線春日徒歩1分
【内容】
- 報告:林克明(ノンフィクションライター) 「プーチン政権の闇を語る」
- 川上園子(アムネスティ・インターナショナル)「チェチェンにおける強制失踪と正義の実現」
- 岡田一男(映像作家)「ポリトコフスカヤの思い出」
- 備考:会場からの質問用紙をもとにした討論あり
- 映像:「誰がアンナを狙ったのか -ロシア 報道記者暗殺の真相-」
- 司会:青山正(市民平和基金代表)
- 追悼文または共同声明の読み上げ
以上 -----------------------------------------------
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Re: BSのドキュメンタリー
コメント by :ビー
>ダルヴィーシュ見習いさん、
私もこのドキュメンタリーを見ました。動画でポリトコフスカヤさんを見るのは二度目。彼女の追悼ドキュメンタリーの面影もありましたね。
アンナさんの暗殺の黒幕については、今の時点ではまだ断定できないと思います。もちろん、ロシア政府の傀儡であるカディーロフがらみである可能性もあると思いますが……。
それにしても、リトヴィネンコ氏暗殺容疑で英国が引き渡し要請をしている(ロシア側は拒否)アンドレイ・ルゴボイ氏が国会議員に立候補するようですよ。これもスゴい話。
(ただし、ペルーが身柄引き渡しを要求していたフジモリ氏が参院選に出馬するような国としては、何も言えないですけどね)
ロシアの人権状況は国際的に強く監視していかないとならないと思います。
2007.09.18 (Tue) 21:41



BSのドキュメンタリー
コメント by :ダルヴィーシュ見習い
こないだNHKのBSでやっていたドキュメンタリー
(英国制作)はけっこう秀逸でした。
どうやらロシア側の任命したチェチェン政府の上層部が
暗殺の黒幕のようです。汚職報道に怒った結果のようです。
しかし、ロシアの黒い世界は
プーチンでさえ抑え切れなくなっているようで
混乱がまだまだ続きそうです。
それにしてもKGB元幹部が政府の要職と民間企業の両方のトップを
兼ねているというのは異常ですね。
アンナさんの後ろに続く人たちがまだがんばっているのと、
一般の人々も思いのほか多く抗議しているようなのが救いですが、
彼らの身辺も常に危険にさらされているようです。
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2007.09.18 (Tue) 08:27