2004.10.21

ファルージャへの医療支援 寄付について (追加3点)

イラクで一家してブログを書いているインテリ一家の ジャラール家(ライード、ハリード、マジードの3兄弟に、お母さんのファイザ。お父さんは興味がないそうだ!) が、個人的にイラクでの医療支援を始めるという知らせが届いた。

*お母さんの ファイザさんのブログ(けっこう重い)

3兄弟の兄(でいいのか?!)のライードさんは、建築を学ぶ大学院生で、この戦争によるイラク人の被害をきちんとした形で記録する 「イラク民間人犠牲者調査」 を組織して、形にした。

ライードさんは、イラクからの国際人権団体の撤退とイラク政府の能力不足(?)のために、イラクでの人道的危機がひどくなってきていると書いている。そこで、度重なる米軍の爆撃に晒されているファルージャなどの都市の病院に、医療品、食料、毛布などの必要品を送っていくことを決めたという。

このことを知らせてくれたのは、ブログ『Falluja,April 2004-the book』で、翻訳者のいけださんがハリードさんの呼びかけ文章を訳してくれている。

「(前略)……ファルージャでは,家や街路は激しく爆撃されています。家族たちは今もまだファルージャにいますが,爆撃を避けるために,農場や開けた土地やモスクに暮らしています。病院はひどい状態です。

僕は援助をと呼びかけました。薬品を送ろうと申し出てくれた方々もおられました。ですが,イラクまで輸送するには時間がかかります。同時に費用もたくさんかかります。

(中略)

(僕がいろいろと買ってファルージャに届けるようにします。)買ったものについてはすべて領収証をもらっておきます。

みなさん,お願いです。できる範囲で助けてください。高価な医療機器も必要ですが,5ドルもあれば脱脂綿や抗生物質といったものがたくさん買えるのです。1ドルでも大きなものです。みなさんが5ドルを送ってくだされば,最終的には多くのお金が集まります。」( ファルージャ医療支援寄付の呼びかけ:5ドルでも大きな違いが出る(Khalid Jarrarさんより) より)

*さらに詳細な計画は ライードさんによる説明 を参照のこと。

この医療支援に寄付をするための口座はライード・ジャラールさんのヨルダンの銀行口座に送る方法(しかし、送金手数料がやたらかかる*)と、オンラインでPaypalのシステムを使う方法がある。また、翻訳者のいけださんが、amazonのギフト券を使ってとりまとめてくれる方法がある。

*銀行にもよるが、5、6000円が普通かな。

これらの送金方法については、 Raedさんに送金する方法。 にわかりやすくまとめられている。送金の締め切りは10月31日(Paypalでは11月20日)。


個人的な小口のものでも、イラクの人自らが支援を始めるというのは、本当に大事なこと。それに確実に必要なものが届けられると思う。爆撃そのものも許せないことなのだが、必要な医療品すらなくて、命を落とす人がいることも本当につらい。私は命を支えあうことに(ささやかでも)力を貸したいと思う。

ジャラール家が信用できるかどうかについては、それぞれが書いたものを読んでもらって判断してもらうしかないと思うが、日本語訳がされているのは、ライードさんのブログ "Raed in the Middle" (日本語版)

また、このライードさんへのインタビュー(邦訳) 「僕たちの問題を解決するために,外から誰かに来てもらう必要はないんです。」 がとてもわかりやすいと思う。混沌としたイラクのことを考えるのに、私には示唆に富むことが非常に多い内容だった。

(そうそう、このおうちはお父さんがパレスチナ人で、ライードさんはイラク人、パレスチナ人の両方のアイデンティティを感じているみたい)

**最新の情報は ブログ「Falluja,April 2004-the book」 へ!

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