2010.06.07

第二回目の拿捕もやはり違法だ

ガザ自由船団の第二弾、アイルランド人やマレーシア人が乗船していたレイチェル・コリー号が5日ガザ沖でイスラエル軍に拿捕され、航路を変更させられ、イスラエルのアシュドッド港に連行されたのは、負傷者がでなかったことがせめてもの救いであれ、それで良かったわけではない。

アシュドッド港に着いた乗員を イスラエル兵がエスコートしている映像 が公開されているが、イスラエル側で撮られた映像であって、その映像の裏にあることを忘れないでいたい。

レイチェル・コリー号は、ガザに支援物資を届けるために出航したのであって、イスラエルを目指していたわけではない。いくら「平和」的にコトが進んだからと言っても、公海上で多国籍の船(海賊行為をしているわけでも、奴隷船でもない船)を止め、目的地を変えさせ、無理に乗員を目的地外に連行したのは、やはり国際法違反であり、その暴力性は明らかだ。

イスラエルは自由船団の第一弾で、殺戮まで犯して、国際的な批判が高まったから、今回は穏やかな方法をとったにすぎなく、あくまでもガザへの支援を阻止した。だから、批判の声を小さくしてはいけないだろう(ロンドンやストックホルムなどで万単位の人が抗議を行っている!)

ちなみにイスラエルはイスラエルの軍用ブルドーザーで殺されたレイチェル・コリーさんのことを認めたくはないのか、今回の「レイチェル・コリー号」を別な名前で読んでいるという。そこにはイスラエルが闇に葬りたいことがあり、私たちはだからこそ「レイチェル・コリー」の名を刻んだ船に起こったことを忘れてはならないだろう。

トルコのエルドアン首相は、政府として自分も乗り込み、ガザへの支援船を出すと言ったとのこと(イスラエル当局はそれを「戦争行為」だと非難)。さらにレバノンも近いうちにNGOなどが組織してガザ支援船を出すと発表したと聞いた。

ガザの封鎖を打ち破るための努力は、さらに大きくなるに違いない。

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