2008.03.06

日記:悔しい地図

このところ、パレスチナに関する本の制作に関わっていて、あたふたしている。いや、私自身は〆切の崖っぷちにいて、首が回らなくなりつつある(この本は5月くらいに刊行予定。またお知らせします)。

本のなかに収録する地図を作っていて――地図は別な方が描いてくれているのだけど――なんとも、もどかしい思いになっている。カラーじゃないと、表現が完璧にできないのだ!

パレスチナの村々、入植地、隔離壁、イスラエル人専用道路、普通の道、ゲート、道路封鎖、検問所……。

これらが全部入り組み合っているところをモノクロで表現しようとすると、ごっちゃごちゃになってしまい、わけのわからないものになる。よくもまあ、ここまでしてしまったもんだ。

こういう現実にまず第一に腹が立つ。

何度も描き直してもらい、だいぶシンプルにして、「見れる」地図にすると、省かないとならないものがどうしても出てくる。一般道はとても入れられない……。

このへんがどうにも悔しい。けれど、地図だけカラーにしてもらうなんて出来ない相談だ。諦めるしかない。

お金に糸目をつけず、カラーで印刷しないかぎり、わからないような状況にしておくなんて。この複雑さすらも、イスラエルの戦略に思えてきてしまうよ。

カテゴリー:コラム | コメント 3 件 

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軍引き上げでも、殺戮は続く、ガザで暗殺、赤ちゃんも殺される ← 古い記事へ

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■ コメント&トラックバック (3 件)

地図

コメント by :pepita

手元にあるガザの地図は入植地がそのまま残った形のもので最新のものがあればと思っていました。

新しい本、楽しみにしています。

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2008.03.11 (Tue) 13:19

刊行予定

コメント by :pepita

たまたま、出版社のHPを見ていたら、「ユダヤとイスラエルのあいだ
民族/国民のアポリア」という本が、3月刊行予定となっていましたが、これとは違うのでしょうか?入手しようと思ってますので。

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2008.03.13 (Thu) 22:11

Re: 刊行予定

コメント by :ビー

pepitaさん、すみません、バタバタしていてレスもできなくて。とりあえず、簡単に。

刊行予定の本は西岸を扱ったもので、5月くらいに出るかな?と考えてます。なので、残念ながら、ガザの地図は詳しいものが載らないんです。すみません。

それと、「ユダヤとイスラエルのあいだ 民族/国民のアポリア」は、早尾貴紀さんの本です。これはあまり知られていないイスラエル内部の問題を描いていて(たぶん…)、とても教えられる内容だと思いますので、推薦します。私も早く読みたいと思っています。

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2008.03.13 (Thu) 22:34

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